なた豆茶と臭い玉
臭い玉って知っていますか?
突如、喉の奥から出てくるピーナッツの胚芽がふやけたような白っぽい粒?
何気なくエッヘンと咳払いとかをするとポロッと出てきたことはありませんか?
指で潰してニオイを嗅ぐとメチャクチャ臭い!
この臭い玉(クサイダマ)の正体は膿栓(のうせん)といわれるもの。
この臭い玉は病気とか不潔にしているからとか特別な人だけできるわけじゃなく、あなたの喉の奥にも存在している物質なのです。
体外から侵入してきた細菌を扁桃で殺した残骸やその細菌を殺した白血球の死骸が溜まったものです。
扁桃には無数の穴が開いていて、その穴に扁桃で殺した細菌の残骸たまってしまうのです。
それが、咳払いや喉の振動の拍子によって飛び出してくることがあるのです。
普段は、お茶をや食事をしながら水分や固形物などがのどを通って飲み込むときに一緒に飲み込んで流れていっているのですが、扁桃腺が腫れたりして膿栓が溜まりやすくなったりすることもあります。
また体質的にも膿栓が溜まりやすい人もいて口臭の原因になったりもしています。
上記の画像はかなり大きいもので見えやすい位置にあるので確認しやすいだけですが、ほとんど目視するのは難しいです。
臭い玉の取り方
この臭い玉(膿栓)の取り方も調べてみました。
強引なのは耳かきや綿棒で取り除くなんてものもありましたが、粘膜を傷つける恐れもあり絶対おすすめできません!
うがい
それよりも、やはり「うがい」が効果も確実性も高いのでおすすめです。
「ガーッ」とか「ゴォーッ」と喉を振動させるように声を出すと膿栓が取れやすいようです。
中でも「オハうがい」と呼ばれる声を出しながらうがいをしてから痰を出すように喉にチカラを入れて吐き出す!
という方法があります。
それでも、その場で気持ちよくポロッと出てくることはなかなか無いようです。
なた豆茶を飲む
なた豆茶にはカナバニンという抗炎症成分のアミノ酸が多量に含まれています。
このカナバニンは細菌を殺菌して膿を取る効能があると昔から言われています。
なた豆そのものが「膿取り豆」といわれ薬のない時代から民間療法として取り入れられた食材なのです。
日頃から食後などになた豆茶を飲んで扁桃腺に臭い玉がたまらないように予防しておくのが一番確実ではないでしょうか?
臭い玉や口臭で悩んでいるなら、日頃の習慣としてなた豆茶を頂いてみるのはいかかでしょうか?
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